最近は、愛護センターで保護された子を譲り受けてくる方も 増えてきています。
その中には人間の身勝手な行動で、捨てられていたり虐待を受けたりした子もいて、家に連れて帰ってもすぐに打ち解けてくれないことがあります。
保護されるまでの間に、犬が精神的に不安定になったり 恐怖を抱くような経験をすると、当然警戒心が強くなって 攻撃的になったり、逆に怯えて表情を失う子も少なくありません。 人間に対しても頑なに心を閉ざした目をしている子もいます。
その子がどうしたらリラックスできるのか、
居場所だけでなく人との距離感なども含め、何に対してどう感じているのかを、本人が一歩踏み出せるようにひたすら観察してあげてください。愛護センターに来てしまう子が少しでも減りますように、そこへ来た子に安住の地と新しい飼い主さんが見つかります ように…。